『午前0時過ぎの公園』

午前0時過ぎの公園は貸切り運動場。
いつもの様にランニングの後、懸垂をしていると視線を感んじる、
誰かが木の影からタバコとビール缶片手にこちらを見ている。
「コンバンワッ」(iwa)と得意の先制攻撃。
「あ・・今晩は・・・」「・・・」「何をしている方ですか?」と青年。
「何でもやるよ!」(iwa)と懸垂しながら途切れ途切れの会話をかわす。
「実は僕も昔はスポーツやってて、就職してからは・・・。」(青年)
「今はもう酒にタバコにグダグダですよ・・。」(青年)
相当くすぶってるが、その奥に眠る情熱を強く感じる。
邪魔しました、とまた暗闇に消えていった。
この先自らに相応しい「何か」に出会った時、それに向かい突き進める男だと感じた。
今はまだ「それ」が見えていないだけ。
「頑張れー!」といつかの自分とダブらせ見送った。
(注意:もし深夜の公園でiwaを見かけてもそっとして置いて下さい。基本的にトレーニングの邪魔をされると嫌がります)

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