- 2025年12月13日
あとがき
現在、全国で腰痛に悩む患者数は約3,000万人。 生涯で腰痛を経験する日本人は、実に8割以上にのぼると言われています。 その中でも腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛患者の約5パーセントで確認され、急性期には想像を絶する痛みが腰から足へと走ります。 排尿・排 […]
現在、全国で腰痛に悩む患者数は約3,000万人。 生涯で腰痛を経験する日本人は、実に8割以上にのぼると言われています。 その中でも腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛患者の約5パーセントで確認され、急性期には想像を絶する痛みが腰から足へと走ります。 排尿・排 […]
令和7年11月 また冬がやってきました。 冷たい空気を吸い込むと、あの日のことを思い出します。 道場で上段廻し蹴りを繰り返し稽古ていた最中、腰の奥で「ズクン」と何かが崩れ落ちた瞬間。 右脚へ電気のような痛みが走り、立つことさえ困難になったあの日から […]
令和7年10月 夏の全国大会が終わってから3ヶ月。 残暑厳しかった季節も秋へと移り変わっていました。 発症から気づけば10ヶ月が過ぎていました。 大会後にぶり返した痛みも少しずつ落ち着きを取り戻し、私はこの頃これまでとは違う「新しい身体づくり」の時 […]
令和7年8月 大会を終えると、私は痛みに悩まされる日々へ戻っていました。 あの試合の日は奇跡のように動けた。 しかし大会に向けた稽古に熱が入りすぎ、試合当日はアドレナリンで身体のブレーキを効かせなかったため、緊張が解けた途端、右腰から脚へ走る疼きは […]
令和7年5月~7月 右足は依然として痺れていました。 悪魔的痛みのヘルニア発症から半年、右足は3センチやせ細り、最も基本となる「支える力」が失われていました。 それでも私は続けました。 水中歩行から始め、負荷をかけないリハビリを積み重ね、短い距離の […]
令和7年4月 復帰の稽古を終えた日から、一つの想いが芽生えていました。 「このまま夏の全国大会に挑みたい」 その気持ちは痛みが残っているにもかかわらず、日に日に強くなっていきました。 道着を着て動いた感覚。 床を踏みしめた時の安定感、汗を流せるよう […]
令和7年3月下旬 再び歩けるようになったとはいえ、まだ痛みと痺れは残っていました。 相変わらず苦しむ夜もあり腰の奥にはいつでも、あの悪魔(痛み)が潜んでいる感覚がありました。 それでも私はある日、空手の道場に足を運びました。 稽古を休んでいた期間、 […]
令和7年3月上旬 痛みがわずかに変わった日から、私は毎日の身体の変化を細かく観察するようになりました。 治療家としての経験が、いまは自分の身体を診るための大切な手段になっていました。 朝、布団から起き上がる時の痛み。 靴下を履く動作。 院内を歩く時 […]
令和7年2月 まともに歩けない日が続き、痛みの波はいつも私の心を追い詰めていました。 しかし、ある日の昼休みのことでした。 いつものように腰と脚の痺れを確かめながら院内を歩いていると、右脚を前に出した瞬間、痛みの質がわずかに変わったのを感じました。 […]
令和7年1月 歩くことが、これほど難しいものだとは思いませんでした。 足を一歩前に出すだけで、右腰の奥から脚の先まで、重痛い鈍痛と細い針を刺されたような痺れが走ります。 身体が前に傾き、膝が抜けそうになり、支えがないと倒れてしまいそうでした。 […]