現在、全国で腰痛に悩む患者数は約3,000万人。
生涯で腰痛を経験する日本人は、実に8割以上にのぼると言われています。
その中でも腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛患者の約5パーセントで確認され、急性期には想像を絶する痛みが腰から足へと走ります。
排尿・排便のコントロールができなくなったり、日常生活の支障が大きくなった場合には手術が適応され、その割合は約15パーセント。
そして手術の成功率は70パーセント前後と言われています。
今回、私が経験した症状は、まさに「手術か保存療法か」のギリギリのラインだったと思います。
あの頃の、どんな姿勢でも悶絶するような痛み。
急速に細くなっていく右脚。
その感覚を思い出すと、今でも冷や汗が滲むほどです。
それでも私が保存療法(手術を選ばない治療)を選んだのには理由があります。
徒手治療家として「どこまで手術なしで回復できるのか」
その限界点を見極めたかったこと。
そして、これまでの臨床経験や身体の理を自分自身の身体で確かめたかったからです。
整形外科の手術技術は素晴らしいものです。
しかし同時に手術をせず回復へ導く技術体系も人々に求められています。
MRIに映し出されるヘルニアは、時間とともに自然吸収されることがあります。
また痛みの原因が必ずしも映像上のヘルニアとは限らず、骨盤や股関節の問題によって症状が出ている場合も少なくありません。
だからこそ急性期の激しい痛みを如何にコントロールし、身体が治っていく環境をどのように整えるかが回復への鍵となるのです。
激しい痛みの日々でこの経験をプラスに変えるという想いが、自分への治療、リハビリ、大会への意欲を後押ししていました。
ブログでは、空手家としてのリハビリと大会への挑戦を軸に描きましたが、読んでくださる方にとっては、それが別のスポーツになり、趣味になり、あるいは人生の目標に置き換わるかもしれません。
形は違えど「痛みや困難からもう一度立ち上がる力」それを少しでもお届けできていれば幸いです。
令和七年十二月
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※本記録は腰椎椎間板ヘルニアを保存療法(手術を行わない方法)で回復した個人的体験であり、効果を保証するものではありません。
強い痛みの背景には緊急性の高い疾患が含まれる場合もあるため、症状のある方は必ず医師の診断を受け、適切な治療・リハビリを行ってください。