4月に入り第一日曜日は神奈川県、第二日曜日は福島県と桜前線に伴い空手道選手権大会の引率をしてまいりました。
他県に出向き、強豪選手と対戦する意味は。
師範も言われていました。人間力を高めること、言葉で表せるものではなく究極の状況で感じ、育まれていくもの。
遠征試合を重ねていくと、会場で顔を合わせる選手や指導員、父兄の方が増えていきます。
ある方が言われていました、「遠征のたびに課題をいただき克服し、また課題をいただいている」。
その通りだと思います。勝った負けたではなく、今選手に何が足りないのか、技は?力は?スタミナは?心の持ち方は?稽古へ取り組む姿勢は? 全国の強豪選手と対戦させていただくことにより、勝敗関係なく大きな成長を持ち帰ることができるはずです。
遠征試合の最後は、課題の分析と対戦相手や関係者への感謝の気持ちで帰路につきます。
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『熊本地震』