何かを見た時の脳の活動パターンを読み取り、コンピューターの画面上に画像として再現する技術を、国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府精華町)などのチームが世界で初めて開発した。現在は簡単な記号や文字しか再現できないが、将来的には夢を映像化できる可能性もあるという。11日付の米科学誌「ニューロン」に発表した。【河北新報】
脳の視覚野という部分の血流量の変化をfMRI(機能的磁気共鳴画像化装置)で計測し画像として再現する。 いかに明確に頭でイメージできるかでその画像の鮮明度が変わってくる。
何かを目指し達成させる過程で、当院ではよくイメージを重要視しています。達成した時の状況、感動を先に頭の中で作り上げてしまおうという事です。 例えば大会で勝利した時のイメージ、表彰式のイメージ、メダルの色は?周りにいる人は誰? よりリアルにイメージします。 この状態の脳をfMRIで計測すると、とても鮮明な画像が浮き上がるでしょう。 未来の栄光の姿が。
この研究が実用化されれば、人間の本質、可能性がいっそう科学的に解明され、医療、介護はもちろん様々な分野で注目されることでしょう。
未来が見えれば、今が見えてくる。 そのイメージは実現する。
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