開業6年目を迎えた当院は朝からフル稼働の日々が続きます。
先日のミーティングで治療家の渇きの話しをしました。
リラックスのみを目的にしたマッサージ屋ならば全日お客さんでイッパイなら文句なしの100点だろう。
しかし当院は治療を主眼においたスーパー接骨院。
患者さんは様々な痛みの課題をもち来院される。
そんな患者さんを1人も取りこぼす事無く、そのニーズにこたえる。
当たり前のことは当然とこなし、かつ当院ならではの付加価値をつけるとする。そんな当院の基準点に満たない患者さんが1人でもいたならば、その課題はその日の深夜に克服しなければならない。
まだ多くの解明出来ない分野が広がる人間の心と体。
この世界に全てが100点などないのかもしれない。
知れば知るほど、患者さんが増せば増すほど又多くの課題が生まれる。
その潤う事のない治療家の渇きだが、追求する足を止めることは許されない。
この渇きを無視し、潤ったと勘違いの院長になり、患者さんの当院への選択を裏切る様な事があるならば、私は腹を切らねばならないだろう。
決して潤う事のない治療家の渇き、それでもいつの日か光る治療家になれることを夢見て。
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Prev2007年6月30日
『五周年』