『スポーツ大会の意義』

新緑の季節となり、老若男女全国各地でスポーツの大会が毎週のように開催されています。
地域の交流、健康維持、練習成果の確認、自分への挑戦など目的は様々です。
今シーズンも東北各地の会場に医療担当として、トレーナーとして、セコンドとして、保護者として足を運んでいます。
どんな大会でも、試合では勝者と敗者や順位が決められていきます。
各会場では表彰台の上で拍手喝采を浴びる選手、また会場片隅で泣き崩れる選手、選手の数だけドラマが生まれます。
真剣勝負に負けた選手は成長するチャンスだと思ってください。
たとえ何日も負けが続いても、敗北から目をそらさず挑戦することができれば必ず勝てる日が来ます。
負けの数が多いほど勝った時には今までの黒星(敗北)がオセロのごとく全て白星(勝利)にひっくりかえるような世界が待っているはずです。
負けが多いほど世界は広がり、選手としても人間としても大きく成長できるのだと思います。
それは逆もしかり、勝者はおごることなく自分を見つめることができなければ、いつか追ってくるものに大逆転されてしまいます。
どんな種目であれ参加者皆が良いライバル関係となり、豊かな人生へと反映されることがスポーツ大会の大切な意義のひとつだと思っております。
大会当日、全ての選手が怪我なく日頃の練習の成果を存分に発揮できるよう願っております。

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