東日本大震災から1000日が経過しました。
深沼海岸には観音様が海に背を向け、津波の爪あとの残る地域を見つめています。
静かな波が押し寄せる夕日に照らされた海岸で、袈裟姿のお坊さんと被災地に手を合わせました。
沿岸を車で走ると、すれ違う車は復興事業関係の大型トラックが目立ちます。
震災以降手伝わせていただいた、岡田地区の「希望の畑」では土も豊になり、訪れる方々に確かな収穫と希望を分け与えていました。
復興の現状は様々です、メディアで取り扱われる被災地以外にも深刻な問題は増加しているのではないでしょうか。
義援金による支援は一時的なものです。
金銭的な財産の他に、心と体の強さ、考え方、人との繋がり等の形には表れにくい財産が重要です。
それらの無形財産は、将来必ず大切な支えになるはずです。
様々な文化、スポーツや武道、健康管理法の中から自分にあった「何か」を身に付けることにより、周りの景色が変わってきます。
震災から1000日、今こそ精神文化、無形財産を大切にして新たな未来を再確認していきましょう。
皆様の「何か」を見つける後押しを、六丁の目接骨院は今後も継続してお手伝いさせていただきます。
合掌
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Prev2013年11月18日
『鷹』