『ロベット・ブラザー』

最近気温の低下で、朝方の怪我が多く発生しております。
慣れない寒さにより身体が不安定になり、寝違いやぎっくり腰を起こします。
ぎっくり腰の場合、腰ばかりに意識が集中しがちですが、その原因は様々です。
ロベット・ブラザーという理論があります。
人間の背骨は24個の推骨によって構成されていますが、身体を動かす時一つ一つの推骨がバラバラに動くのではなく、ある一定の法則にしたがって連動して動く事が知られています。
そのため、ある一つの推骨に異常が起きると、その推骨と連動している他の推骨にも異常がおきる事があります。
この現象をロベット・ブラザーといいます。
ロベット・ブラザーでは第1頸椎と第5腰椎はお互いに連動しています。
腰が崩れる前に首が回らなくなった等の症状があれば、腰は首と関連付けながら施術を進めます。
首の異常が解消したと同時に、腰の痛みも解消する例は多いです。
腰だけに注目した施術で改善しない腰痛の場合、考慮するポイントとなります。
もちろん、負傷する前に予防できるのが一番ですけどね!
朝起きた時に身体を動かして、今日の体調はどうなのかを分析できると良いでしょう。
これから気温も更に低下し、紅葉もグンと進むことでしょう。 
身体も秋用に整え、紅葉狩りや芋煮会に出かけましょう!