スタッフも帰り静まる院内に電話が鳴る。
「転んで骨が外れてます、いつもある場所に骨が無いんです。」
かなり動揺してのお電話でした。夜間急患です。
何だかとても接骨院ぽいですね!
肩関節前方脱臼、 患者さんに緊張を与えないよう、スムーズに的確に整復を進める。(出来てたかな?)
患者さんの呼吸を読み、最後の動作、ポクッと整復完了。
焦って強引さが出ると整復されても予後に響く。
ポイントはイメージ、整復の手順、骨頭の動き、固定の肢位、包帯の技法等々。
骨折・脱臼は接骨院、昔はそんな感じでしたが、
今はやっぱり骨折・脱臼は整形外科、関節や筋肉の痛み、捻挫・肉離れが接骨院という流れが大きいですかね?
なかには接骨院はマッサージ!なんて所もあるようですが・・。
接骨院は骨折、脱臼整復のスペシャリストです。(でありたい。)
いつ、どんな急患が来ても対応できるよう、鞘の中の刀はいつでも抜けるよう磨いておかねば。
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