先日の岩手県遠征の帰り、南三陸の防災対策庁舎に立ち寄りました。
大船渡から気仙沼、南三陸と太平洋沿いを自動車で走ると、高低差に従い津波の到達場所が表示されています。
復興活動が進み津波の浸水場所でも人々の生活は平常に行われているように感じ、その津波浸水の看板が過去の災害の伝言版のように人々の記憶に訴えておりました。
先日、震災後20年の保存が決まった南三陸の防災対策庁舎、さすがに震災の状況が直に伝わってきます。
施設の保存問題に関して南三陸町民の意見も様々あるとのこと、遺族や被災者の気持ちを最大限考慮して取り組んでいただきたいです。
震災の悲惨さを伝え続けるシンボリックな施設です。
その場所を訪れるときは、慈悲の気持ちを心に節度ある礼儀をもってお立ち寄りください。
合掌